投資信託の組み合せ方について

投資初心者です。

株や債券に分散投資をすると良いことが分かり、また、株式や債券の配分が大切であることもわかってきました。

最初から株や債券に分散投資をしているバランスファンドより、自分で投資信託を組み合せた方が良いと聞きましたが、どのように投資信託を組み合せることが有利ですか。
ダン41  2008.6.22-17:05


FP岩川の解答

バランスファンドは、決まった資産配分を維持するオートリバランスで手間が省けますが、手数料が割高であること、自分で配分を決定できないデメリットがあります。

投資信託の組み合せに、悩まれる方は少なくないと思います。
投資信託を使って、堅実にお金の価値を守る運用をするには、やはり、世界の時価総額の規模応じて行うことがベストではないでしょうか?

とても簡単ですが、種まきに例えてみましょう。

目の前に「1㎡」と「9㎡」の畑があります。
種を10個持っていたら、あなたはどのように種を蒔きますか?

「1㎡に1個」「9㎡に9個」と考えませんか

つまり、株式資産の配分は、経済規模に値する世界の時価総額に応じてお金を蒔く(貸す)と考えるのもひとつです。

世界株式市場の時価総額は、およそ日本株式10%、海外株式90%

日本株式・・・・TOPIX指数
世界株式・・・・ MSCI Kokusai Indexとなります。

株式投資信託は、TOPIX指数とMSCI Kokusai Index指数に連動する投資信託を10%:90%で組み合せるという考えもあります。

株式と債券の比率は、値動きなどリスクの許容度や目的によって異なってきますので、「これが最適」と言うのは、人によって大きく変わってきます。
  
具体的にご質問があれば、気軽にお問い合わせ下さい。