アクティブ運用の種類
アクティブ運用は、市場の平均を上回る成果を目指し、積極運用を行いますが、その運用手法には、いくつかあります。
トップダウンアプローチ
マクロ(経済全体)の動向から調査、分析し、業種を絞り込み、投資対象となる銘柄を選別し、組み入れを判断する手法。(経済全体から徐々に小さく絞りこむ 投資手法)
ボトムアップアプローチ
個別企業の訪問、調査、分析を行い、銘柄を選別しポートフォリオを構築する投資手法。
クオンツ運用
「コンピュータによる投資判断に基づく運用」
「クオンツ」とは、quantitative(数量的)から派生した言葉で、数量分析を意味しています。
あらゆる過去のデータや調査の結果をコンピュータで分析し、ポートフォリオを構築します。
コンピュータによる数量分析のため、「人間が判断」をしないかのように思いますが、そもそもプログラムを設計した人間の考えを迅速に処理しているだけなので、やはり人間であるファンドマネージャーが運用していることになります。
★一言アドバイス!
アクティブファンドは、自分が納得できる運用方法を選択しましょう。理解が少ないと、値下がり時に「慌てて損切り」なんてこともありますから、くれぐれも慎重に!