ポートフォリオの作り方・・・・資産配分の考え方
まずは、株式資産への配分について(多くあるひとつの考え方です)
お金の価値を守る最適な配分は、
やはり、世界の時価総額の規模に応じて行うことがベストではないでしょうか?
とても簡単ですが、種まきに例えてみましょう。
目の前に「1㎡」と「9㎡」の畑があります。
種を10個持っていたら、あなたはどのように種を蒔きますか?
「1㎡に1個」「9㎡に9個」と考えませんか
つまり、株式資産の配分は、経済規模に値する世界の時価総額に応じてお金を
蒔く(貸す)ことですがよいと思います。
世界株式市場の時価総額は、日本株式10%、海外株式90%
日本株式・・・・TOPIX指数
世界株式・・・・ MSCI Kokusai Index
となります。
考えによっては、海外株式の一部を、中国、インドなどのBRICsを5%、
アジア先進国10%程度組み入れても良いでしょう。
母国でもある日本の株式に10%程度しか投資をしないのは、正直、
罪悪感を感じます。が・・・・・
1メートル四方の畑に3つも4つも種を蒔くのは、やはり多すぎる気がします。
しかし公的年金などの資産配分では、少なくても20%から30%は日本株式に投資
をしています。さらに、日本債券を含めると50%超が日本になります。
本来、日本経済の原動力でもある日本株式に投資を行い、経済全体の活性化を
応援しなければならない立場にある日本人ですが、堅実に均等に世界経済の成長を得るならば、日本に偏らず、世界経済の規模に応じて、分散させることが重要と考えられます。