投資信託を見分ける その1・・・・ベンチマークを見る。

日本で購入できる投資信託は、数千種類にもなります。
しかし、その投資信託は、名前と運用会社が異なるだけで、「中身」は大して変わらないというものがたくさんあります。
それを見分けるには、「ベンチマーク」です。
投資信託の運用目標(基準)としている指数のことをベンチマークと言います。
投資信託は、名前や運用会社が異なっていても、同じベンチマークを採用していれば、運用の内容や結果がほとんど一緒と言えます
下記投資信託のベンチマークは、TOPIX指数連動型です。
例えば
ファンド名           運用会社    ベンチマーク  信託報酬   純資産
Aファンド            A運用会社   TOPIX連動型   0.546%     292億
Bファンド            B運用会社   TOPIX連動型  0.651%     51億
Cファンド            C運用会社   TOPIX連動型   0.651%     81億

ベンチマークが同一の場合、運用結果もほとんど変わらないといえます。
したがって、同一の運用結果が期待できるのであれば、信託報酬がより安い投資信託を
選択することです。また、純資産も多い方が安定して運用でき、途中償還の可能性も
低くなります。(積立プランのある投資信託は、毎月純資産額の増加が見込めることから、
安定した運用が期待できます。)